五色塚古墳(神戸市広報より)

4世紀後半に築かれた五色塚古墳は、1975年に国内で初めて築造当時の姿に復元され、2024年8月8日で復元整備から50周年を迎えました。

住宅地に突如として現れる巨大な古墳は、全長194メートルを誇る兵庫県下最大の前方後円墳で、訪れるとその雄大さと古代の高度な技術を体感できます。墳頂(古墳の上)まで登れるように階段が整備されており、明石海峡大橋や淡路島を一望できる絶景スポットとして親しまれています。しかし、誰が埋葬されているかは明らかではなく、そのミステリアスな一面も魅力の一つです。(明石海峡周辺を支配していた豪族の墓ではないかと推測されています。)

神戸市では、復元整備50周年を記念して、ポスターやのぼりを使ったPR活動を展開しています。また、五色塚古墳に関する新たな取り組みなどは、神戸市公式サイトの特設ページで順次発信予定。2026年春には、古墳の北側広場に展望テラスを備えたガイダンス施設が完成予定で、古墳の歴史や魅力をより詳しく学べるようになります。

山陽電鉄「霞ヶ丘」駅から徒歩約5分、JR・山陽電鉄「垂水」駅から徒歩約10分、アクセスも良好です。

◾神戸市垂水区五色山4丁目1-22
◾https://www.city.kobe.lg.jp/j39681/kuyakusho/tarumiku/shoukai/gaiyou/goshikidukaspecial.html

「デ・キリコ展」(神戸市広報より)

9月14日から、神戸市立博物館で「デ・キリコ展」が開催されます。

20 世紀美術に衝撃を与えた孤高の画家、ジョルジョ・デ・キリコ。「形而上(けいじじょう)絵画」と名付けた 1910年代の作品は、サルバドール・ダリやルネ・マグリットといった、シュルレアリスムの画家をはじめ、数多くの芸術家に衝撃を与えました。
この展覧会では、初期から晩年まで70年にわたる絵画を余すところなく紹介。さらに彼が手掛けた彫刻や舞台美術も展示する、日本ではかつてない規模の回顧展です。

世界的ピアニスト・辻井伸行さんが演奏するテーマ曲や役者・ムロツヨシさんの音声ガイドなども見どころ。「形而上絵画」とはなにか、不思議な世界を分かりやすく紐解いていきます。
また、グラスやバッグ、お菓子など、バラエティーに富んだ展覧会オリジナルグッズも魅力のひとつ。ぜひ、デ・キリコ展特設ショップにも立ち寄ってみてください。

高校生以下は市内外問わず、入場料無料です。ぜひお越しください!

◆住所:中央区京町24番地
◆開館時間:9時30分~17時30分 ※金曜、土曜は20時まで開館(展示室への入場は閉館の30分前まで)
◆休館日:月曜(祝休日の場合は開館、翌平日休)

くわしくは▼
展覧会公式HP:https://dechirico.exhibit.jp/
神戸会場HP:https://www.ktv.jp/event/dechirico/

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial
Facebook
Instagram