神戸市立博物館(神戸市広報より)

神戸市立博物館は、昭和57年(1982)に開館した人文系の博物館で、神戸の京町筋、かつての外国人居留地に位置しています。この地は、明治以降に発展したミナト神戸の中心地で、国際港都としての神戸の歴史と文化交流を反映しています。博物館は、市立南蛮美術館と考古館の統合により新たに設立され、昭和10年(1935)に竣工した新古典主義様式の旧横浜正金銀行神戸支店ビルを利用しています。この建物は、桜井小太郎による設計で、現在は国の登録有形文化財となっています。

博物館の基本テーマは「国際文化交流-東西文化の接触と変容」で、古代から現代までの地域の歴史を紹介する「神戸の歴史展示」と、分野・期間ごとにテーマを設定して館蔵品を紹介する「コレクション展示」の2つの常設展示から構成されています。また、内外から文化財を集めた大規模な展覧会も開催しています。

館蔵品は、国宝・桜ヶ丘銅鐸(どうたく)・銅戈(どうか)をはじめとする考古・歴史資料、池長孟氏が収集した南蛮紅毛美術、棚橋淳二氏収集のびいどろ史料庫コレクションなどの美術資料、南波松太郎氏・秋岡武次郎氏が収集した古地図資料などが収蔵されています。

3月30日(土)からは、特別展「Colorful JAPAN―幕末・明治手彩色写真への旅」開催予定。

◆開館時間:9時30分~ 17時30分
※金曜、土曜は 19 時 30 分まで開館
◆休館日:月曜日
※ただし、月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館
※年末年始のほか、整備休館など臨時に休館及び開館することがあります。

くわしくは▼
https://www.kobecitymuseum.jp/guide/

ダイナー ハーフタイム(神戸市広報より)

神戸岡本に、ニューヨークの地下鉄&デリを彷彿とさせるダイナーが登場しました。JR摂津本山駅から徒歩4分の「Halftime (ハーフタイム)」さんです。
店内はヒップホップやニューヨークの物であふれ、まるで異国にいるかのような非現実的空間を楽しむことができます。

メニューも本格的なアメリカンフードばかり。ニューヨークデリのサンドイッチやチキンオーバーライスなど、日本ではまだ珍しい貴重な品をいただくことができます。
「Authentic Chopped Cheese Sandwich (1,100円。夜は1,200円)」は、牛挽肉&チェダーチーズの肉肉しいボリューム感を、トマトの酸味とサクフワバゲットが受け止めます。ニューヨーカーには欠かす事のできない絶品です。

“いろいろな人の拠り所になれば”とオープンしたこちらのお店では、土日の夜にイベントパーティーやライブなど、さまざまな企画をしているそう。職業も年齢も人種も超えて、文化交流が行われています。

◆東灘区岡本2-5-8 B1
◆ https://www.instagram.com/halftime_kobe/

竹中大工道具館(神戸市広報より)

日本で唯一の大工道具の専門博物館が、ここ神戸に存在するのを知っていますか。新神戸駅からすぐの「竹中大工道具館」です。日本の伝統的な木造建築の木組、先史時代から近代に至るまでの大工道具、世界の大工道具など、あらゆるテーマで並んだ見応え抜群の展示が魅力。その数、なんと1千点を超えます。
原寸大で再現した唐招提寺金堂の組み物や、数寄屋大工の技が光るスケルトン茶室など、心揺さぶる迫力の空間も。建築に興味がある人はもちろん、木の匂いが好きな人、美術品に触れたい人、癒されたい人にぴったりのスポットです。

現在は企画展「鉋台をつくる―東京における台屋の成立と発展」を開催中。日本のものづくりを支えてきた鉋台職人の世界を垣間見ることができます。3月23日には、台入れの実演も。
春休みのお出かけに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

◆所在地:中央区熊内町7-5-1
◆開館:9時30分~16時30分
◆休館日:月曜(祝休日の場合は開館、翌平日休館)
◆企画展会期:5/19(日)まで

くわしくは▼
https://www.dougukan.jp/

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